東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻・理学部化学科

専攻長・学科長挨拶

大栗 博毅
化学科・化学専攻を目指すみなさん
理学部化学科・理学系研究科化学専攻長
大栗 博毅

理学部化学科・理学系研究科化学専攻は、自然の理(ことわり)を化学の視点から明らかにしたいという知的好奇心にあふれた学生が集い、将来の化学研究や化学技術の発展を牽引する人材としてアカデミアや社会へと羽ばたいていく場所です。

理学部化学科の学生は、1861年に発足した「蕃書調所精錬方」を発祥として、これまで150年以上の歴史を経て育まれた体系的な講義と実験実習を通して、「Central Science」としての化学の視点を身につけ、将来より専門的な化学を学ぶための基礎学力を養うことができます。

卒業後に大部分の学部生は大学院の化学専攻に進学し、世界トップレベルの充実した環境で先導的な研究を進めながら、課題を設定し解決する力、分野横断的な広い視点を身につけていきます。大学院での研究成果は、学術の発展と深化に直接貢献するだけでなく、革新的な実用へと繋がる場合も少なくありません。

また、国際的な感覚をもったリーダーの育成に力を入れていることも、化学科と化学専攻の教育の大きな特徴です。ネイティブ講師による英語での発表や議論実習に加え、海外からの留学生と一緒に学部と大学院のすべての講義を英語で受けられる環境を国内で初めて用意しました。

理学部化学科・理学系研究科化学専攻では、化学への強い好奇心に突き動かされて研究に励んでいる教員と学生が、みなさんと一緒に感動を共有できることを待っています。

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