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研究内容

 これまで開発してきた触媒や反応システムの実用的な応用例として、様々な生理活性物質の合成を行っています。

 これらの化合物のほとんどが、研究を始めた当時は立体構造が不明でしたが、不斉合成を活用することにより、任意の立体を合成することができます。そのため、生理活性物質の全合成を達成すると同時に、これまで不明であった立体を決めた物質や、これまで知られていた構造の誤りを見つけた物質もあります。

 またごく最近、フロー反応を鍵段階とする生理活性物質の全合成を、多段階連続フロー反応装置を用いて実現しています。


Topics

  1. セラミド輸送阻害剤HPA-12の立体構造訂正