2021年4月1日改定
化学教室内ネットワークの利用者は,以下の内規・心得を理解・遵守しなければならない。
- 大学のネットワークシステムが研究・教育のために運営されている公共物であることを強く自覚し,研究・教育以外の目的で使用しない。
- ネットワークに端末を接続する,端末の更新をする,あるいは端末の接続を廃止する際には,必ず研究室担当者を通じて手続きをする。IPアドレスが不要な場合でも必ず担当者の許可を得なければならない。
- サポートが終了しセキュリティ対策が行われなくなったOS がインストールされた端末をネットワークに接続してはならない。
- 化学教室内の端末にはウィルス対策ソフトをインストールしなければならない。常にアップデートを行って最新の定義ファイルを維持し,定期的にウィルスチェックを行わなければならない。私物のパソコンも大学保有のパソコンと同様に運用すること。この状態にないパソコンは大学のネットワークに接続してはならない。
- ネットワークの安全性を確保するため,パスワードを盗まれないよう厳重に管理する。
- ネットワークに接続した端末のOSを変更したい場合は担当者の許可を得る。勝手に変更してはならない。UNIX PC,及びWindows PC,Mac PC をサーバとして利用する場合は担当者・管理者の許可が必要である。
- 研究・教育に関係のないサイト,ウイルスが蔓延している可能性の高いアダルト・非合法サイトなどにアクセスしない。特に,ノートパソコンを教室内外で持ち歩く場合は,教室外からも決してこれらのサイトにアクセスしてはならない。
- ネットワークに接続された端末にリムーバブルメディア (USBメモリやポータブルHDD等)を接続する際およびファイルを転送する際には,必ずウイルスチェックを行い,ウイルス感染に注意する。そのメディアを化学教室外のPCでも使用している場合には,特に注意する。
- 複数の人員が使用する共用の端末に関しては,ネットワークに接続されていなくても,リムーバブルメディア等を接続する際およびファイルを転送する際に,接続前にメディアのウイルスチェックを入念にしておく。特に,ウイルス対策ソフトがインストールされていない端末に接続する際には,あらかじめ別の端末でウィルスチェックをした上で接続する。
- ファイル交換ソフト(P2Pアプリケーション)をインストールしない。また,違法コピー(著作権侵害)ソフトウェアを使用してはならない。
- 自己(他人のものも含む)の個人情報の管理を徹底する。特に,重要な情報についてはネットワークに接続された端末に保存せず,外部記憶媒体に別途保存する。
- 研究・教育に関係のないファイルのダウンロードは行わない。ブラウザが自動的にファイルをダウンロード・実行してしまうような設定にしない。必要なファイルに間違いないかを確認の上,ダウンロード・実行するよう心がける。
- 電子メールに添付されたファイルを開く際には細心の注意を払い,ウイルス感染を避ける。少しでも疑わしいファイルは決して開かずに削除するか,ウイルスチェックを行う。自分がファイルを添付してメールを送る際には,どのような書類を添付しているか,必ずメール本文に明記する。
- Windows PC の場合,不必要に「ファイル共有」を行わない。特に,システムと同じドライブは共有しない。システムと異なるドライブを共有する場合も,なるべく読み出し専用とし,パスワードを設定する。Mac PC の場合も,ファイル共有を行う際には必ずパスワードを設定し,システムフォルダが共有されないように注意する。
- 当然のことながら,クラッキング行為・ウイルス配布行為を禁ずる。もし発覚した場合は犯罪行為として大学側から何らかの懲戒処分を受けることになる。
- その他,管理者・担当者からの指示を遵守する。
もし上記の内規に反して他に被害が生じた場合は,罰則(始末書・アカウント剥奪・IPアドレス没収など)を課す。内規を遵守したにもかかわらずクラッキング・ウイルス感染等の被害を受け,他に被害を及ぼした場合は,処罰はされないが,原状回復に協力する義務を負う。なお,学部学生に対しては学生実験の際にもネットワーク利用内規・モラル・ウイルス対策について講習を行う。
尚,本内規は化学教室通信ネットワーク委員会で作成したものであり,情報システムチームが定めている「ネットワーク利用上の注意」との間で不整合が生じる場合には「ネットワーク利用上の注意」を優先する。