期末試験 講評: まずは、約半年間、皆さんがんばりましたね。期末試験では時間が足りなかったと思います。時間制限なくできるようにするべきで、反省しています。 平均点 66.1点 第1問: [1] 説明不足のものは減点しました。1行で終わっている説明は、内容の理解が不十分な説明不足です。例えば、ガスクロの説明が、分離する、では得点は難しいですね。電子顕微鏡を電子を使って原子を見る、もダメ。 用語を「自分の言葉で」説明できるようになるのは、とても重要です。 [2] Lambert-Beerの法則の証明で、1階の微分方程式を立てて解くことを示してほしい。次元(単位)はできていました。暗記でなく、本質を理解しましょう。 [3] イオン化部と質量分析部について、混同している人がいました。 [4,5] 定義通りにやりましょう。Q=0.75まで解答していればOKです。 [6] p.195に答えあります。塩酸濃度の順番を説明してほしい。 [7] p.164の演習問題です。 第2問: p.169の例題2と同じです。近似計算があるので、じっくり時間をかけて取り組まないと難しいですね。 第3問: レポート[23]と同じです。グラフを書くときは、必ず軸の名称を書かないとダメ。 第4問: レポート[25]と同じです。答えのみ暗記して記載している人は当然ダメです。 総括: 分析化学IIにおいて、電気化学、分離化学、分光化学について詳しくなれたのではないかと思います。皆さんには、興味のあることを深く掘り下げていく楽しさを伝えられたらと思っています。どのような分野、科目でも構わないので、深く掘り下げて調べていく楽しさを知ってもらいたいと思います。それが「理学」です。