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理系最先端電子顕微鏡室利用の手引き

(補遺も参照)

はじめに

理系最先端電子顕微鏡室(以下理系電顕室)は、平成4 年(1992)4月に理学系大学院最先端設備として設置されました。ここには電界放出型電子銃を備えた高分解能電子顕微鏡、 急速凍結装置、フィルム現像のための暗室が設置されています。

 理系電顕室は検鏡室、準備室、暗室に大別されており、 電子顕微鏡としては透過型電子顕微鏡HF-2000(加速電圧:200V)が設置されています。

この室を管理する技官はおりませんが、現在は化学西原研が管理しています。

理系電顕室に設置された機器はすべて精密機器であり、 電界放出型電子銃は特に慎重に用いる必要があり、利用内規、使用上の注意を良く守って利用するようお願いいたします。

 

T. 理系電顕室利用内規 (平成15年5月一部改正、平成16年10月追記)

1. 利用者の資格

理学系大学院に所属し( *1)且つ放射線取扱者として認可を受けている(*2)者で、運営委員会が開催した講習会を受講した者および運営委員長と他の一名の運営委員が受講と同等以上の経験が有ると 認めた者

*1 全学部に利用資格をひろげる。(平成15年5月改定)
*2 (平成16年10月追記)

2.利用の申請と承認

理系電顕室を利用する者は年度毎に利用申請書を提出し承認を受ける。 この際放射線取扱者として登録され、X線装置・電顕の取扱認可を受けているかの確認は、理系電顕室より放射線管理室に問い合わせるせるため 個人が確認する必要はない。(*3)

*3 (平成16年10月追記)

3. 利用時間

原則として、 10:0018:00とする。 ただし時間外(平日10:00以前、18:00以降、土曜日、日曜日、祭日)の利用については、 緊急措置ができるよう訓練された者が学内の連絡のつく場所にいることを条件とする。 利用時間がぶつかった時は、 原則として当事者間の話し合いで決める。

4. 機器の使用

機器は利用者が責任を持って各自使用する。

5.機器の不調・故障

機器の不調・故障は直ちに管理グループに連絡する。  利用者の過失による場合は、 原則としてその修理費は利用者の所属するグループで負担する。

6. 機器の経費

利用者は機器の維持費として1日9,000円、電顕フィルム、 現像試薬使用料としてフィルム1枚あたり150円負担する。機器にかかる消耗品のうちポラロイドフィルムは 利用者が準備し負担する。液体ヘリウム、液体窒素は各自で準備する。

7. 機器利用の記録

利用者は、機器の使用を始める時と終える時に、 必要事項を使用記録ノートに必ず記入する。

8. 室の運営

理系電顕室の運営は、運営委員会で行う。

9. 講習会

利用希望者のため、原則として毎年講習会を行う。

U. 利用の方法

 1.電子顕微鏡の場合

利用者は、使用日を使用予約表 (理学部新 1 号館B107aの前 ) に記入して予約する。 記入の先着順ではなく、希望が重複した場合は当事者間で話し合う。予約の取消は必ず速やかに行う。

 2.削除

 V . 使用上の注意

 1.使用者は、使用前に必ず機器の操作マニュアルを一読する。

 2.電子顕微鏡使用において、始動・停止は管理グループで行い、緊急時の停止は緊急措置ができるよう 訓練された者が行う。 HF-2000は原則的に、24時間作動状態にしておく。

 3.電子顕微鏡HF-2000 は高真空を要求する電界放出型電子銃を備え、液体ヘリウム冷却型汚染防止装置、液体ヘリウム冷却型資料ホルダー を用いるので、汚染に敏感であり、鏡体内に持ち込むものを清潔に保つ必要がある。

そこでフィルム、フィルムカセット、フィルムカセットボックスは

(1)   清潔なアルミホイルの上にのみ置き、通常の台の上に直接置かない。

(2)   備付けのナイロン手袋を着用し、素手でふれないよう特に注意し、カメラ内の操作の際も、 ナイロン手袋を着用する。また、ナイロン手袋は備付けのプラスチックケース以外の所に おかないようにし、汚れてきたら廃棄用の別の箱に入れる。

 4.連絡事項・注意事項は連絡板を一読する。

 5.機器、装置、マニュアル等の持ち出しは禁止。 ただし、マニュアルを複写する場合はその旨連絡板に記入して 各自複写する。

 6.室使用後は室の整理整頓、暗室の使用後は暗室のモップがけと整理整頓を行う。

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