理学部化学科所属学部生の図書室内校費複写利用規定

理学部化学図書室 2001. 9.19

1.(校費複写カードと利用限度)

 化学図書室には、学部生用の校費による文献複写が可能なカードが1枚用意されています。このカードでは、1年に5000枚の複写が可能です。何人が何回利用したかにかかわらず、5000枚複写した時点で利用が停止されます。

2.(利用者の範囲)

 化学図書室内の校費用複写機で、1.のカードを使って複写ができるのは、化学科所属の学部3年生に限られます。研究室に配属されている方(学部4年生を含む)は、各研究室のカードをご利用下さい。

3.(複写の範囲と著作権)

 図書室での文献複写は、以下のように著作権法で規定・許可されている範囲内でのみ可能です。
持ち込みの資料、レポート原稿等の私物は複写できません。

著作権法

第1条(目的)

 この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及 びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、 もって文化の発展に寄与することを目的とする。

第31条(図書館等における複製)

 図書、記録その他の資料を公衆の利用に供することを目的とする図書館(中略)においては、 次に掲げる場合には、その営利を目的としない事業として、図書館等の図書(中略)を用いて著作物を複製することができる。

  1. 図書館等の利用者の求めに応じ、その調査研究の用に供するために、公表された 著作物の一部分(発行後相当期間を経過した定期刊行物に掲載された個々の著作物に あっては、その全部)の複製物を一人につき一部提供する場合

4.(複写手続き)

 校費複写は下記の手順で行います。

  1. 複写する資料を特定し、カウンターで校費複写カードを借り出す。
  2. 複写機の横にある「ゼロックス複写伝票」に必要事項を記入し、コピーする。
  3. 伝票に枚数を記入し、複写物を持参してカウンターへ戻る。
  4. 伝票とともにカードを返却し、図書室員により枚数・内容の確認を受ける。

5.(その他)

 不正使用(大量コピー、私物の複写等)があった場合には、ただちにカードの貸出を停止します。
以後その年度内は、利用対象者全員が校費複写を利用することができません。